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日帰り最長の道のり

 投稿者:はってぃ  投稿日:2006年 7月22日(土)10時20分55秒
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  (日があきましたが続きです)

さて青垣峠まで、はるばるやってきましたが、時刻は昼。
どこで食べよう?…途中で買っておいたパンとカロリーメイト…
(ところでなんで、これ補給食として長く生き残ってるんだろう?
 のど渇くし‘食べたぁ~’って満足感ないし、美味しくもないし…)
この峠、なぜか車やバイクがよく通る(それで余計にしんどかったのだが…)ので
落ち着いて、お昼という感じではない。
‘えーいっ、もう少し行ってみようか!’

峠の先は、これまでがウソであるかのような快走路。
市川という渓流沿いにゆったりと下ってゆく。
(途中、目を引く‘空き缶の家’がありました…一見の価値ありです!)
キャンプ場を過ぎると、銀山湖が見えてきた。
あちこちでボートを浮かべて釣りしている。
車が多かったのは、このせいか!
どこか見晴らしのよいところで、止まって食事をすればいいものを
ついつい、湖の端っこ…つまり生野ダムまで行きたくなってしまう。
結局、特別絶景というわけでもないダムの上で食事…

峠を上り始めた頃から、また曇っていた…気が付くとかなり寒い。
いそいそと帰路に…しかし、空から不穏な音が…
雷だ!
車なら車内に逃げ込めば安全だが、自転車ではどうしようもない。
たまたま小さな社があり戸口が開いていたので、慌てて駆け込む。
外は激しい雷雨。
木造の屋根の薄そうな小さい社、戸口も開いている。
もともと人体には雷は落ちやすいものらしいが、
果たしてここは本当に雷よけになってるんだろうか?
ビクビクしていたものの、もうどうしようもない。
居直って、置いてあった折りたたみ長机の上に横になる。
生きた心地がしなかったものの、疲れていたのか
それでもいつしか眠っていた。

雷が遠のき、雨が小止みになって合羽を着て再出発。
もう2時半…これ以上ゆっくりしていると福知山に戻る前に
日が暮れかねない…急いで戻る。
幸い青垣峠の西側ルートは快走路…4時前には大名草まで順調に戻る。
引き続いて榎峠もクリアし、5時ごろになって、ようやく福知山に戻る。

この旅、ともかく腹が減る。
雨に降られている時間は少ないものの、妙に体が冷えてる気がするので
ともかく、温かい飲み物も欲しい。
コーヒー&レストランとある店に入るがハズレ。
レストランのくせに腹にこたえるメニューがない。
結局、インスタントのようなコーヒーだけ飲んで出る。

それからも良さげな店を探すものの、
初見なのが災いして、大きな街の割に見つけられず、
いつのまにやら帰路のコースに戻ってきてしまい、帰り始めてしまう。
結局、夕食はラーメンになってしまった。

時刻は6時を過ぎていた。なのに、道のりはまだ80km近い。
今更ながら、ゾッとする…だが、宿を取る気にはなれない…行くしかないのだ。

腰というか背中に一瞬ピリッと痛みが走る。
まずい…背中が痛んていては、まともに息が吸えなくなってくる…
お尻もずっと痛み続けている…
いつしか、お尻の負荷を下げるために
サドルを片手で押さえ続けるようになっていた。
不自然な格好で運転していることに不安を覚えたが
背中はとりあえず痛まなくなっていた。
ただ、お尻だけはどうにもならず、痛みに耐えつづけなければならなかった。

…7時…8時…と往きしと逆に景色が徐々に闇に埋もれてゆく。
乗りにくくなってはかなわんと、急ぐものの、またも雨が行く手を阻む。
何度もリュックをまぜっかえして取り出していた着替えのシャツは
もうどれも湿ってしまっている…一番ましそうなものを身につけて
気持ちをなんとか入れかえて飛び出してゆく。

妙に大きな福知山市、いつまでたっても通り抜けられない気がする…
これも大きな京丹波町、しかもアップダウンが多くて消耗する…
園部を前にまたきつい坂…
八木から亀岡とようやくなだらかなコースだがペース上がらず…

京都手前の最後のヤマ、老坂峠を前にして
防寒具代わりにしていた合羽(雨はかなり前に止んでいた)を
脱いで、‘あと一息!’と最後の気合を入れる。

時刻は10時を回って、峠のトンネルを抜けた。
このとき、苦闘はようやく終りを告げた…

最終的に、自宅に帰り着いたのは11時過ぎ。
のべ21時間以上、推定250kmオーバーとなりました…
 
 
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