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西山シリーズ(?)第3弾

 投稿者:はってぃ  投稿日:2007年 3月26日(月)23時13分49秒
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  日曜日に小塩山を登ってきました。

予報だと朝のうちに雨は上がるとのことだった。
絶対出かけるぞ、と思いつつ前日は就寝。
しかし、目が覚めてみると頭が重い。
風邪でもひいたか?
しばらく寝たり起きたりをしながら回復を待つ。

どうもあまりスッキリしないが
どうしても気分が悪ければ大原野の辺りを
軽くサイクリングして戻ってくるつもりで、
遅すぎるが4時過ぎ出発。

‘今日はパスハントでなくて文字通りのヒルクライムだなぁ’
なんてアホなことを考えつつ西山方面へ。
しかし、地図の確認がアバウトだったので
登り口にあるという車止めのゲートが見つからない。
2度3度と激坂→ダート化の憂き目に遭う。
元気なときなら無理やりしばらく登ってみるのだろうが
今日はどうにも頑張れない…

諦めようかと思っているとようやくゲートを見つける。
時刻を見ると5:45!
‘やめとくべきだ’と思うものの
気が付けばゲートの横から自転車を滑り込ませていた。
…我ながら、バカである…

登りはじめから花背峠への坂を思わせるような急坂。
しばらく前から酸欠なのか頭痛の始まる前触れか
頭を後ろに引っ張られるような感覚がある。
これは、きびしいか…との気分が過ぎったが、
舗装はしっかりしていて走りやすいし(石は転がってるけど)
何といっても景色の素晴らしさに励まされる!

日の落ちて藍色の濃くなりつつある山並みの間から
まだ照らされている京都の街並みが金色に輝いている!
ジブリ映画の「耳をすませば」のラストシーンのようだ。
足元近くまで街並みが見えるので
空の上から眺めているよう…
奈良の葛城山の展望を思い出した。
観光地でないだけお得感があるかも…

ふいに茶色い塊が道を横切った。
‘犬にしては大きかったし、脚も長かったよな? もしかして鹿か?’
一瞬だったので、確認はできなかった…ホントにいるのか、こんなとこに???
と、なると…
‘鹿がいるなら、それを捕食する熊がいてもおかしくないよなぁ’
ゾッとしたが、こんなことで止まるわけにはいかない。

ふと、街側から山側に振り返ってみる…
ひどく上のほうにガードレールがチラリと見える。
他に道があるとは思えないので、どうみてもそこが続き!
ようやく現れた看板には「小塩山4km」!
とはいえ見晴らしよく坂が見渡せるときは
えてして見た目より登り易かったりする
…という経験則(山中越の琵琶湖側とか)を
思い出し‘大丈夫だ、だいじょ~ぶ!’といいきかせる。
本当に傾斜が緩くなってきた気がする。
印象的には京見峠の前半のような快走路だ。
俄然元気づいてローギアから一つ二つギアを上げたりする…

同じ調子で延々と続いていた坂がいきなり途切れた。
行き着いた先は電波塔のようだ。
‘もしかしてまた道を間違えたか’
しかし、塔の手前の分岐の先には「淳和天皇陵」があった。

…唐突に訪れたゴールだった…

特に展望台があるわけでもなく、実に味気ない。
絶景が続いていただけに余計に不意打ちを食らった感じだ。
時刻は6:20。
終わってみれば35分しか経ってない。
夜の激坂下りほど怖いものはない。
すぐに降り始める。

残照も消えて街明かりは強い光彩を放ち始めていた。
昼間の余韻がのこり空気が少し霞んでいるせいか
オレンジの松明を焚いているようにもみえた。
さらに、次第に闇に沈みつつも輝きを増していく街並み…
絶景を、思いがけなく楽しめたのはラッキーでしたが、
結局、恐怖のダウンヒルをする羽目になりましたとさ。

おそまつでした!
 
 
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